STEP1:権限設定
2026-03-03 11:28:30 UTC
1. 概要
この記事では、EXサーベイの初期設定として最も重要な「誰にどのような操作を許可するか」という権限設定の方法を解説します。 この設定を完了することで、管理者はサーベイの作成・配信ができるようになり、従業員はアンケートに回答できるようになります。
概念の定義
設定を進める前に、EXサーベイにおける3つの役割を理解しましょう。
| 役割名 | 定義・何のために存在するか | 誰が担当するか |
| 管理者 | サーベイの配信設定、全組織スコアの閲覧、個人の結果確認など、全ての操作を行う権限です。 | 人事担当者、システム管理者など |
| 閲覧者 | 自部署の結果など、許可された範囲のスコアを閲覧するための権限です。設定変更はできません。 | 部門責任者、現場のマネージャーなど |
| 回答者 | 届いたサーベイ(アンケート)に回答する一般メンバーです。ダッシュボードの閲覧などは行いません。 | 全従業員(回答対象となるメンバー) |
判断基準
• 「全社データを見て改善施策を考え、サーベイも配信したい」 場合は「管理者」を設定してください。
• 「自分の部署の結果だけを確認させたい」 場合は「閲覧者」を設定してください。
• 「アンケートに答えるだけでよい」 メンバーには、特別な権限付与は不要ですが、アンケート機能の利用許可のみ必要です。
メリットとリスク
• メリット:適切に権限を分けることで、人事情報を守りつつ、現場のマネージャーが自部署の課題を自律的に分析できる環境を作れます。
• リスク:設定を誤ると、一般メンバーに他人の回答結果が見えてしまったり、逆に管理者が設定画面にアクセスできず準備が進まなくなったりします。
2. 事前に準備するもの
• [社員名簿]の管理者権限:設定を行うメンバーに付与されている必要があります。
• 利用メンバーの登録:[社員名簿]に、管理者・回答者となるメンバーが登録されていること。
• 管理者のリスト:誰をEXサーベイの管理者にするか決めておいてください。
3. 手順【所要時間:約15分】
前半:サービス利用の許可(社員名簿での操作)
まず、システム全体としてEXサーベイとアンケート機能を使えるようにします。
① [社員名簿] をクリックします。
② [権限設定] > [管理者権限設定] > [サービス管理] をクリックします。
③ [EXサーベイ] の項目で [メンバーを指定] を選択し、管理者と閲覧者のみにチェックを入れ [保存] をクリックします。
👉 注意点
特別な運用でない限り、EXサーベイを「全メンバー」に許可しないでください。意図せず全社員に分析結果が見えてしまうリスクがあります。④ [アンケート] の項目で [全メンバー] を選択し [保存] をクリックします。
💡 ポイント
回答者は「アンケート」機能を通じて回答するため、全社員にこの許可を出す必要があります。
後半:管理者の詳細設定(EXサーベイでの操作)
次に、EXサーベイのシステム内で具体的な管理者権限を付与します。
① 画面右上端の [メニュー] > [EXサーベイ] をクリックします。
② [権限設定] > [管理者設定] をクリックします。
③ [+個別に指定して管理者を追加] をクリックします。
④ 管理者にしたいメンバーを選択し [保存] をクリックします。
4. 成功したか確認する
• 管理者として設定したメンバーでログインし、[EXサーベイ] のメニューが表示され、設定画面にアクセスできること。
• [権限設定] > [管理者設定] の一覧に、追加したメンバーの名前が表示されていること。
5. うまくいかないとき
症状:管理者設定をしたのに、EXサーベイにアクセスできない
• 原因:[社員名簿] 側の [サービス管理] で「EXサーベイ」の利用が許可されていない可能性があります。
• 対処:手順「前半:サービス利用の許可」を再度確認し、対象メンバーにチェックが入っているか見てください。
症状:管理者を追加しようとしたが、メンバー検索に名前が出てこない
• 原因:[社員名簿] のロール設定により、操作者がそのメンバーを閲覧できない設定になっている可能性があります。
• 対処:[社員名簿] のロール設定で、対象メンバーが含まれる範囲の閲覧権限があるか確認してください。
症状:一般メンバーから「回答メールのURLを押すとエラーが出る」と言われた
• 原因:そのメンバーに「アンケート」サービスの利用許可が出ていない可能性があります。
• 対処:[社員名簿] > [サービス管理] で「アンケート」が「全メンバー」許可、またはそのメンバーに許可されているか確認してください。
6. よくある質問
Q:管理者は何人まで登録できますか?
A:特に制限はありませんが、サーベイの設定変更や個人結果の閲覧ができるため、人事やシステム担当などの最小限のメンバーに限定することを推奨します。
Q:閲覧者の設定はいつ行えばよいですか?
A:閲覧者(現場の責任者など)の設定は、サーベイ配信後でも問題ありません。初期設定時はまず管理者の設定を優先してください。
7. 次にやること
権限設定が完了したら、次はサーベイを正確に分析するための土台作りを行います。
• [STEP2 共通設定]
◦ 部署や役職などの組織情報を最新の状態に整えます。