STEP2 登録したい情報を整理する

2026-03-26 03:49:57 UTC

1. 概要

この記事では、HRBrainで従業員情報を管理するために、「どのデータを」「どのような形式で」登録するかを整理する方法を説明します。 システムを構築する前に情報の分類を明確にすることで、スムーズな導入が可能になります。

 

概念の定義

HRBrainの社員名簿は、情報の性質に合わせて3つの「中項目」に分類されます。

用語名 役割の定義(何のために存在し、誰が使うか)
一般項目

氏名や従業員番号など、メンバーごとに1つだけ存在する基本情報です。

名簿のメイン画面に表示されます。

個別追加項目

異動歴や資格情報など、人によって登録件数が異なる履歴型の情報です。

過去の経歴を積み上げて管理します。

定期更新項目 評価結果や勤怠など、全社で同じタイミング(月次・半期など)に一斉に更新される情報です。

判断基準

データの種類に迷った場合は、以下の基準で選んでください。

  • 「氏名や住所など、上書きして管理したい基本データ」一般項目
  • 「人によって1件だったり5件だったりする履歴データ」個別追加項目
  • 「評価や残業時間など、特定の期間ごとに全員分登録するデータ」定期更新項目

 

メリットとリスク

  • メリット: 適切な項目タイプを選ぶことで、組織分析やダッシュボードでのデータ活用がしやすくなります。
  • リスク: 分類を間違えて構築すると、後からのデータ移行や項目変更に多大な工数がかかります。

 

 

 

2. 事前に準備するもの

  • 現在管理している従業員リスト: Excelや紙で管理している既存のデータ項目一覧。
  • 今後管理したい項目案: 研修受講歴や社用車管理など、新しく追加したいデータのリスト。

 

 

 

3. 手順 【所要時間:約30分〜】

前半:管理する情報の洗い出し

既存の項目を書き出す 現在Excel等で管理している項目(氏名、生年月日、住所、部署など)をすべてリストアップします。

情報の性質(「基本」「履歴」「定期」)で分類する 「概念の定義」の表を参考に、各項目が「一般項目」「個別追加項目」「定期更新項目」のどれに該当するかを振り分けます。

 

後半:入力形式の決定

小項目(入力フォーマット)を決める 各項目をどのような形式で入力させるか選択します。以下の代表的な種類があります。

  • [カスタムプルダウン]:選択肢から選ばせたい場合。

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  • [文字列(単文)]:氏名など短い文章。

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  • [数値]:給与額など。

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  • [日付]:入社日や生年月日。

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  • [計算式項目]:数字等を自動算出したい場合。

 

例: 

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必須項目の確認 

HRBrainで運用上、削除できない必須項目(氏名、メールアドレス、従業員番号、部署、入社日など)が自社のリストに含まれているか確認します

 

 

4. 成功したか確認する

  • 「項目名」「中項目タイプ(一般/追加/定期)」「小項目タイプ(数値/日付など)」が明記された設計図(またはメモ)が完成していること。
  • 「一般項目」に分類した項目が200個以内、全体の中項目の階層が4階層以内であることを確認する(システムの制限値内か)。

 

 

 

5. うまくいかないとき

  • 症状:履歴情報(異動など)を「一般項目」にしようとしている
    • 原因:1つの枠に最新の情報だけを上書きする運用を想定している。
    • 対処:過去の履歴を分析に使いたい場合は、必ず「個別追加項目」として整理し直してください。
  • 症状:どの形式(小項目)が良いか選べない
    • 原因:データの活用目的が決まっていない。
    • 対処:分析(グラフ化)したい項目は [数値][カスタムプルダウン][日付] を選ぶようにしてください。 [文字列(文章)] は分析には向きません。
  • 症状:マイナンバーを管理項目に入れようとしている
    • 原因:法的な制限の認識不足。
    • 対処:HRBrainの社員名簿機能でのマイナンバー管理は禁止されています。労務管理機能の利用を検討してください。

 

 

 

6. よくある質問

Q. 部署名は履歴管理できますか?

A. はい。部署、職種、役職などの「組織情報」は、変更すると自動的に「組織情報履歴」という項目に蓄積される仕組みがあります。

 

Q. 似たような項目がたくさんありますが、1つにまとめられますか?

A. 「大項目」や「中項目」というグループ機能を使って、関連する項目を整理して表示できます。

 

Q. 後から項目を追加することはできますか?

A. 運用開始後でも管理画面から自由に追加・編集が可能です。

 

 

 

7. 次にやること

登録したい情報の整理ができたら、次はシステム内の標準項目と比較します。

 [STEP3 : デフォルトの従業員情報項目を確認する] へ進む

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