STEP4 従業員情報項目を追加する
2026-03-26 03:24:17 UTC
1. 概要
この記事では、自社独自の管理データ(資格情報や研修履歴など)を蓄積するために、新しい入力項目を追加する方法を説明します。 STEP2で整理した「登録したいデータ」に合わせて、最適な入力形式で項目を作成することで、情報の活用がしやすくなります。
概念の定義
項目の設定には「どのグループに入れるか(中項目)」と「どのような形式で入力するか(小項目)」の2つの視点が必要です。
| 用語名 | 役割の言語化(何のために存在し、誰が使うか) |
| 一般項目 | 氏名や住所など、メンバーごとに1つだけ存在する基本データです |
| 個別追加項目 | 資格や異動歴など、メンバーによって登録数が異なる履歴型のデータです。 |
| 定期更新項目 | 評価結果や勤怠など、全社で一斉に繰り返し登録するデータです。 |
| 小項目 | プルダウン、数値、日付など、具体的なデータの入力フォーマットを指します。 |
判断基準
作成する項目を、以下の基準でどの中項目グループに入れるか判断してください。
• 1人1つだけ管理したいデータ(例:血液型):
一般項目
• 1人複数管理したい履歴データ(例:保有資格):
個別追加項目
• 全社員一斉に更新されるデータ(例:今月の残業時間):
定期更新項目
メリットとリスク
• メリット: 自社独自の運用に合わせてレイアウトを自由に変更でき、あらゆるデータを一元管理できます。
• リスク: 項目を削除すると、その項目に登録されていたメンバーのデータも同時にすべて消去されます(復旧はできません)。
2. 事前に準備するもの
• 管理者権限:
[ロール/項目・レイアウト編集] の権限が必要です。
• 管理項目案: STEP2で整理した「項目名」と「入力形式(数値、日付など)」のリスト。
3. 手順【所要時間:約15分】
前半:項目の追加
① 編集画面を開く
[社員名簿] > [運用管理] > [項目・レイアウト編集] をクリックします。
② 中項目グループを配置する(必要な場合のみ)
画面右側のメニューから
[個別追加項目グループ] などをドラッグし、画面中央の配置したい場所でドロップします。
※一般項目を追加したい場合は、既存のセクション内へ進みます。
参考イメージ:
③ 小項目を追加する
画面右側の
[小項目] 一覧から、作成したい形式(例: [カスタムプルダウン] )をドラッグし、作成したグループ内へドロップします。
後半:項目の詳細設定と保存
① 項目の名前を設定する 追加した項目の右上にある
歯車マーク をクリックし、項目名を記入して [適用] をクリックします。
② 入力ルールを調整する(任意) 数値項目の場合は
[単位] や [小数点桁数] 、プルダウンの場合は [選択肢] をそれぞれ設定します。
③ 設定を保存する 画面最下部にある
[保存] をクリックします。
👉 注意点
• 1つのグループ内に配置できる項目(行)は最大200個までです。
• マイナンバーを管理する項目を作成することは禁止されています(労務管理機能を利用してください)。
4. 成功したか確認する
•
[保存] クリック後、画面が正常に更新されること。
•
[メンバー一覧] から任意のメンバーの [メンバー詳細] 画面を開き、新しく追加した項目の枠が表示されていることを確認します(※ただし、閲覧権限がないと表示されません)。
5. うまくいかないとき
• 症状:項目を作成したのに「メンバー詳細」画面に表示されない
◦ 原因: ロール設定で閲覧権限が付与されていない可能性があります。
◦ 対処: 新しく作成した項目は、デフォルトで全ロール「閲覧なし」の状態です。
[ロール設定] で該当項目を [閲覧] または [編集] に変更してください。
• 症状:項目をドラッグしても配置できない
◦ 原因: 個別追加項目や定期更新項目の中項目内に、別の中項目グループを入れようとしている可能性があります。
◦ 対処: 中項目グループの移動は、移動先が
一般項目 の場合にのみ可能です。
配置場所を再確認してください。
• 症状:数値項目に「01」と入力したいが保存できない
◦ 原因:
[数値] 形式の小項目は、0から始まる値を入力できない仕様です。
◦ 対処: 従業員番号やコード類など、0から始まる数値を扱う場合は
[文字列(単文)] を選択してください。
6. よくある質問
Q. 1つの大項目の中にいくつまで項目を作れますか?
A. 大項目または中項目の配下には、中項目と小項目の行をあわせて最大200個まで設置可能です。
Q. ファイルや画像の容量に制限はありますか?
A. 1ファイルあたり10MBが上限です。また、一度の保存で複数ファイルをアップロードする場合の合計上限は32MBです。
Q. 計算式項目はいくつまで作成できますか?
A. 1人のプロフィール(メンバー詳細画面)に表示できる計算式項目は、最大10項目まで推奨されています。
7. 次にやること
項目の器(レイアウト)が完成したら、次はいよいよ実際のデータを流し込みます。