組織分析とは・組織分析でできること

2026-03-03 11:04:02 UTC

1. 概要

【一言でいうと】:従業員データ(評価・勤怠・属性など)を掛け合わせ、組織の現状や課題を「顔写真付きのグラフ」で直感的に可視化する機能です
【解決できる課題】:Excelでの集計の手間をなくし、「誰が活躍しているか」「どの部署に負荷がかかっているか」といった組織の状態を、感覚ではなくデータに基づいて把握できるようになります
【所要時間】:約30分〜60分(データの準備状況によりますが、テンプレート利用であれば数クリックで分析可能です)
 

 分析例:次世代リーダー候補者の選抜

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分析例:部署ごとの残業時間

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2. 主要な用語の定義

軸(縦軸・横軸)
    ◦ 役割:分析したい項目を設定する「切り口」です。
    ◦ 判断基準:部署、役職、勤続年数、評価点数など、社員名簿にある項目を自由に設定できます
比較指標
    ◦ 役割:設定した軸の中で比較したい「数値」データです。
    ◦ 判断基準:平均残業時間や売上実績など、人数以外の数値をマス目ごとに表示させたい場合に使用します
テンプレート
    ◦ 役割:よく使う分析の組み合わせ(軸や表示設定)を保存したものです。
    ◦ 判断基準:毎回設定し直す手間を省くために使用します。HRBrainが用意したデフォルトのものと、自社で作成するものがあります
 
 
 

3. このサービスでできること(主な機能)

① 優秀人材やポテンシャル人材の発掘 人事評価の結果やスキル情報を掛け合わせることで、「成果は出ているが評価が低い(離職懸念)」や「能力は高いが成果が出ていない(配置ミスマッチ)」などの人材を早期に発見できます
② 組織コンディションの把握と離職防止 「自己評価」と「他者評価」のギャップを可視化することで、不満を抱えている可能性のある社員を特定したり、部署ごとの残業時間を可視化して負荷状況を把握したりできます
③ 採用や配置の最適化 「採用経路」と「入社後の評価」を分析し、自社にマッチする採用チャネル(エージェントやリファラルなど)を特定することや、部署ごとの人員構成を見て配置転換を検討することができます
 
 
 

4. 運用の全体イメージ

1. データの蓄積:社員名簿に基本情報や評価結果、アンケート結果などを登録・蓄積します
2. 権限の設定:分析に必要な項目を閲覧できるよう、ロール(権限)を設定します
3. 分析の実行:組織分析画面で「縦軸」と「横軸」を選び(またはテンプレートを選び)、現状を表示します
4. 課題の特定:表示された表を見て、「特定のエリアに人が偏っていないか」「要注意人物はいないか」を確認します
5. 施策の実行:発見した課題に対し、面談の実施や配置転換などのアクションを行います
 
 
 

5. 導入のメリット

意思決定のスピードアップ 散らばっていた人材データが一元管理され、クリック操作だけで組織図や分析グラフが作成できるため、経営会議等の資料作成工数が大幅に削減されます
納得感のある人材配置 「勘や経験」だけでなく、客観的なデータ(スキル、評価、適性など)に基づいて人材配置や抜擢人事を行えるようになります
離職予兆の早期発見 クロス集計により、個人のパフォーマンスとエンゲージメント(意欲)の関係性を可視化できるため、ハイパフォーマーの離職防止に向けたケアが可能になります
 
 
 

6. 設定の進め方(全体ロードマップ)

STEP1:閲覧権限の確認 分析担当者が、分析に使いたい項目(評価点や給与など)を閲覧できる権限を持っているか確認します
STEP2:データの準備(項目作成) 分析の軸に使いたい項目(例:採用経路、残業時間など)が社員名簿にない場合は作成します
STEP3:データの入力 作成した項目に、従業員のデータを入力・インポートします
STEP4:テンプレートの選択 組織分析画面を開き、目的に近い「デフォルトテンプレート」を選択します
STEP5:軸のカスタマイズ 必要に応じて「縦軸」「横軸」の項目を変更し、自社が見たい切り口に調整します
STEP6:比較指標の設定 必要に応じて「比較指標」を設定し、人数以外の数値(平均点など)を表示させます
STEP7:範囲と絞り込みの設定 軸の目盛り(範囲)を調整したり、特定の部署や雇用形態のみに絞り込んだりします
STEP8:表示形式の切り替え 個人の顔写真を表示するか、割合(%)を表示するかを用途に合わせて切り替えます
STEP9:テンプレートの保存 作成した分析設定を「テンプレート」として名前をつけて保存します
STEP10:定期的なモニタリング 保存したテンプレートを定期的に呼び出し、組織の変化を確認します。
 
 
 

7. 次にやること

まずはSTEP1(閲覧権限の確認)から始めましょう。 
組織分析は「社員名簿にあるデータ」を使用するため、名簿上の項目が見えていないと分析ができません。
 
 [ヘルプページ:社員名簿/ロール設定について] を参照し、分析担当者の権限を確認してください
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