ダッシューボードとは・ダッシュボードでできること
2026-03-03 11:14:52 UTC
1. 概要
【一言でいうと】:社員名簿や評価データを自動でグラフ化し、組織の状態を「ひと目」で把握できるようにする機能です。
【解決できる課題】:Excelでの手作業による集計の手間をなくし、バラバラに管理されていた人事データを一元化して可視化することで、経営判断や人事施策に必要なデータを即座に取り出せるようになります。
【所要時間】:
◦ デフォルトボード(基本分析):設定不要。権限付与後、すぐに閲覧可能。
◦ カスタムボード(独自分析):作成内容によりますが、1つのグラフ作成につき5〜10分程度が目安です。
2. 主要な用語の定義
ダッシュボード機能を活用するために、以下の用語を押さえておきましょう。
| 用語 | 解説 | 役割・イメージ |
| デフォルトボード | システムが自動で集計・表示する標準のダッシュボードです。 | 「まずはここを見る」全従業員数、平均年齢、男女比、勤続年数などが自動で表示されます。編集や削除はできません。 |
| データセット | グラフを作るための「データの抽出条件」のことです。 | 「グラフの材料」「どの項目の(部署、年齢など)」「誰を(在籍者のみなど)」集計するかを定義します。 |
| カスタムボード | 自由に作成したグラフを配置できる、オリジナルのダッシュボードです | 「自社専用の分析画面」経営会議用、部署ごとの分析用など、目的に合わせて作成し、特定のメンバーに共有できます。 |
| ドリルダウン | グラフをクリックすることで、その内訳(該当する従業員一覧)を表示する機能です。 | 「数字の裏側を見る」「離職率が高い」などの数字から、具体的に「誰が該当するか」まで深掘りできます。 |
3. このサービスでできること(主な機能)
ダッシュボード機能の主な柱は以下の3点です。
1. 組織情報の自動可視化(デフォルトボード)
社員名簿にある情報を基に、人員構成や男女比、勤続年数などの基本的な数値を自動でグラフ化します。
• できること:何も設定しなくても、常に最新の組織図や人員統計を確認できます。
2. 目的別の自由な分析(カスタムボード・データセット)
「部署ごとの残業時間推移」や「評価ランクの分布」「スキル保有者の割合」など、自社が見たい切り口で自由にグラフを作成できます。
• できること:Excelで行っていた複雑な集計作業を自動化し、経営層やマネージャーへのレポート作成時間を大幅に短縮します。
• 活用例:
◦ 年代別の年齢分布や、従業員数の推移を見る。
◦ 評価結果の分布を部署ごとに比較し、甘辛調整に活かす。
◦ ポテンシャル人材(成果×行動評価)の発掘。
3. データの深掘りと共有(ドリルダウン・権限管理)
気になったグラフのデータをクリックするだけで、対象者の顔ぶれを確認できます。また、作成したボードは閲覧権限を設定して共有可能です。
• できること:数値を見て終わりではなく、「誰にアプローチすべきか」という具体的なアクションにつなげることができます。また、必要な情報を必要な人にだけ見せることが可能です(例:経営陣用ボードなど)。
4. 運用の全体イメージ
運用が開始された後の、システム内での情報の流れは以下の通りです。
1. データの蓄積
◦ 社員名簿や評価シートに日々データが入力されます(基本情報、評価点、スキルなど)。
◦ ↓
2. 自動集計・同期
◦ システムがデータを読み込み、グラフに反映します(日次自動同期または手動同期)。
◦ ↓
3. モニタリング・分析
◦ 管理者や経営層がダッシュボードを確認し、組織の課題(離職の兆候、人員の偏りなど)を発見します。
◦ ↓
4. アクション
◦ ドリルダウン機能で対象者を確認し、面談や配置転換などの施策を実行します。
5. 導入のメリット
• 業務効率化:人事評価の集計や会議資料の作成にかかる膨大な工数を削減し、業務を自動化できます。
• 迅速な意思決定:常に最新のデータが可視化されるため、データに基づいた経営判断(人員配置、採用計画など)が即座に可能になります。
• 課題の早期発見:離職率の推移や組織のコンディションを定点観測することで、組織課題の早期発見と対策につながります。
6. 設定の進め方
ダッシュボードを活用するための基本的なステップです。
• STEP 1:管理者権限の確認
◦ ダッシュボードを利用・編集できる権限を付与されているか確認します。
• STEP 2:デフォルトボードの確認
◦ 社員名簿のデータが正しく反映されているか、基本的なグラフを確認します。
• STEP 3:データセットの作成
◦ 独自のグラフを作るために、集計したい項目(評価点、残業時間など)を選んで「データの箱」を作ります。
• STEP 4:グラフの作成
◦ 作成したデータセットを使い、棒グラフや円グラフなど、見やすい形式を選んでグラフ化します。
• STEP 5:カスタムボードの作成
◦ 作成したグラフを配置する「台紙(ボード)」を新規作成します。
• STEP 6:グラフの配置・レイアウト調整
◦ 見たいグラフをボードに並べ、大きさや配置を調整します。
• STEP 7:共有設定
◦ 作成したボードを閲覧させたいメンバー(経営層や部長など)に権限を付与します。
7. 次にやること
まずは、ご自身にダッシュボードの管理者権限があるかを確認し、デフォルトボードを見てみましょう。
• アクション:左メニューの「ダッシュボード」をクリックし、画面が表示されるか確認してください。
◦ 表示されない場合:「権限設定」が必要です。社内のシステム管理者に問い合わせるか、ヘルプページを参照して権限を付与してください。