STEP9 テスト操作

2026-03-03 10:44:37 UTC

1.概要

全体像

本記事では、これまでのステップで作成・設定した評価シートが、実際に従業員(被評価者・評価者)の画面でどのように表示され、正しく動作するかを確認します。 テスト用のアカウントとシートを作成し、本番公開前にシミュレーションを行うことで、設定ミスや運用トラブルを未然に防ぎます。

 

概念の定義

本手順で登場する重要な用語・機能は以下の通りです。

用語役割・定義判断基準
テストアカウント動作確認用に作成する架空のメンバー(被評価者役・評価者役)です。実際の社員のデータやメールアドレスを使用せず、安全に確認するために作成します。
ログインURL発行メールアドレスを使わずにログインするためのURLを発行する機能です。テストアカウントにはメールアドレスを登録しないことが多いため、この機能を使ってログインします。
シートのコピー作成済みの本番用シートを複製することです。本番用シートの設定(計算式やレイアウト)を維持したまま、テスト用のデータだけを入力できる環境を作ります。

 

メリットとリスク

  • メリット: 「入力できない」「計算が合わない」「見えてはいけない項目が見えている」といった不備を、配布前に発見・修正できます。
  • リスク: テストを省略すると、全社員への配布後に設定ミスが発覚し、再配布やデータの修正など多大な工数が発生する可能性があります。

 

 

2.事前に準備するもの

  • 権限: 評価管理者権限、または設定管理者権限が必要です。
  • ブラウザ環境: 管理者画面とは別にテストアカウントでログインするため、Google Chromeの「シークレットウィンドウ」や「ゲストウィンドウ」の利用を推奨します。

 

 

3.手順 【所要時間:約20分】

安全に確認するため、本番データへの影響がない「テスト環境(テストアカウント+コピーしたシート)」を作成して実施します。

 

前半:テスト環境の準備

  1. テストアカウント(被評価者役・評価者役)を作成する

 ・[人事評価] > [メンバー一覧] > [メンバー直接登録] をクリックします。

スクリーンショット 2026-02-12 13.22.53.png

 

 ・氏名に「テスト 被評価者」「テスト 評価者」などを入力し、登録します。

スクリーンショット 2026-02-12 13.25.00.png

 

💡ポイント

メールアドレスは必須ではないため、空欄またはダミーで構いません(ログインURLを使用するため)。

 

2. テスト用のシートを用意する

 ・[人事評価] > [評価期管理] を開きます。

 ・STEP3〜8で作成した本番用シートの右にある [コピー] をクリックします。

スクリーンショット 2026-02-12 13.26.49.png

 

 ・コピー先の評価期(現在の期でOK)を選択し、[コピーして作成] をクリックします。

スクリーンショット 2026-02-12 13.29.45.png

※シート名が「○○のコピー」となります。わかりやすく「【テスト用】○○」と名前を変更することをお勧めします。

 

3.  テスト用のひも付けグループを設定する

 ・コピーしたテスト用シートの [編集] > [ひも付けグループ選択] をクリックします。

 ・[新規作成] をクリックし、以下のように設定します。

被評価者: 手順1で作った「テスト 被評価者」

評価者: 手順1で作った「テスト 評価者」

スクリーンショット 2026-02-12 13.35.15.png

③[ひも付けを保存] をクリックし、このグループを選択して [保存して更新] します。

 

後半:動作確認の実行

  1. テスト用シートを公開する

    ・[評価期管理] 画面で、テスト用シートの [公開] ボタンをクリックします。

    スクリーンショット 2026-02-12 13.41.03.png

    ※「公開」しないと、被評価者・評価者の画面にシートが表示されません。

     

  2. テストアカウントのログインURLを発行する

    ・[人事評価] > [運用管理] > [ログイン管理] をクリックします。

    ・[ログインURL発行] タブを開き、作成したテストアカウント(被評価者役)の [ログインURL発行] をクリックします。

スクリーンショット 2026-02-12 13.45.14.png

 

    ・発行されたURLをコピーします。

 

スクリーンショット 2026-02-12 13.48.03.png

 

6. テストアカウントでログインし確認する

・重要: 現在のブラウザとは別のウィンドウ(シークレットウィンドウなど)を開き、コピーしたURLを貼り付けます。

  ・パスワードを設定し、ログインします。

  ・[人事評価] > [ダッシュボード] に表示されたシートを開き、入力や表示を確認します。

  ・同様の手順で「評価者役」のURLも発行し、評価者側の見え方も確認します。

 

 

4.成功したか確認する

被評価者役・評価者役それぞれの画面で、以下のポイントを確認してください。

  • 入力制御:

    ・入力させたい項目に入力できるか(テキスト、数値など)。

    ・入力させたくない項目がグレーアウト(入力不可)になっているか。

    ・必須項目が空欄のまま進もうとした際、エラーが出るか。

  • 閲覧制御:

    ・被評価者から、評価者用のメモや非公開コメントが見えてしまっていないか。

    ・評価者から、被評価者の自己評価が見えているか(または見えない設定になっているか)。

  • 計算ロジック:

    ・数値を入力した際、合計点や評価ランクが正しく自動計算されるか(計算式を設定している場合)。

 

5. うまくいかないとき

症状:ダッシュボードにシートが表示されない

  • 原因1: シートが「公開」ステータスになっていない(公開待ち・下書き)。
    • 対処: [評価期管理] で該当シートを [公開] してください。
  • 原因2: 配布条件(ひも付けグループなど)が間違っている。
    • 対処: テスト用シートの [ひも付けグループ選択] を確認し、テストアカウントが正しく設定されているか確認してください。

症状:計算式が動かない・エラーになる

  • 原因: 計算式の設定ミス、または全角・半角の誤り。
    • 対処: 計算式設定を見直してください。特に関数や記号が半角になっているか確認が必要です。

症状:被評価者の自己評価が見えない(評価者視点)

  • 原因: [シートの詳細設定] で [自己スコア/コメントの非表示設定] が [表示しない] になっている。
    • 対処: 設定を [表示する] に変更してください。ただし、評価管理者が評価者を兼ねている場合、評価者としての権限(見えない設定)が優先される仕様です。

 

 

6. よくある質問

Q. テストで作成したシートやアカウントはどうすればいいですか?

A. テスト終了後、テスト用シートは [削除] または [非公開] にしてください。

テストアカウントは [メンバー一覧] から削除するか、そのままでも構いませんが、課金対象となる場合があるため削除を推奨します。

 

Q. 自分のアカウント(管理者)でプレビュー確認するだけでは不十分ですか?

A. プレビュー機能でも確認できますが、[プレビュー] はあくまで簡易確認です。計算式の挙動や、ワークフロー(承認→評価)の流れ、実際の見え方を確実に行うには、テストアカウントでのログイン確認を推奨します。

 

 

7. 次にやること

テスト操作で問題がないことが確認できたら、いよいよ本番運用に向けた準備は完了です。 

評価期間が終了した後の集計や分析について、参考情報を確認しておきましょう。

[STEP10 参考事例(1on1、上期+下期、計算式) ]

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