年末調整/HRBrainで住宅ローン控除の申告が出来ない人

2023-10-14 07:42:36 UTC

概要

HRBrain年末調整にて、住宅ローン控除申告書の作成対象外となる条件を説明します。

対象外となる条件に該当する従業員には、手書きで申告書を作成のうえ、

原本を提出するよう案内してください。

 

目次

対象外となる条件
1.年末調整で住宅ローン控除を受けられるかどうかの確認
2.HRBrainの年末調整で住宅ローン控除を受けられるかどうかの確認

【借り方について】
3つ以上の金融機関から住宅ローンを借り入れている
ローンの借り換えを行なった

【割合について】
居住面積の割合 : 家屋の一部を事業用で使用している
連帯債務の割合 : 家屋と土地とで連帯債務割合が異なる場合

【利用する控除の種類について】
「家屋の取得等」と「増改築等」の両方で控除を受ける場合

【住宅ローン控除を組んだ本人とご家族の居住に関して】
転勤命令等で住宅ローンを組んだ本人が居住を中断したが、家族が居住し続けている場合

【控除額適用区分に関して】
控除額適用区分が下記にあてあまる場合

 

対象外となる条件

1.年末調整で住宅ローン控除を受けられるかどうかの確認

下記に当てはまる場合は住宅ローン控除を受けることができません。
条件を確認して、年末調整で住宅ローンを控除を受けるか否かをお答えください。

  • 今年(2023年)住宅ローンを借り入れた入居1年目の方
    • 年末調整での住宅ローン控除の対象外のため、確定申告で申告してください。
  • 今年(2023年)の12月31日時点でその家に居住していない方(単身赴任など一時的な状態は含みません)
  • 借り換えをして返済期間が10年未満の方
  • 居住開始年月日が令和3年12月31日以前で、合計所得が3,000万円を超える方
  • 居住開始年月日が令和4年1月1日以降で、合計所得が2,000万円を超える方
今年(2023年)住宅ローンを借り入れた入居1年目の方は年末調整対象外となります。
確定申告で住宅ローン控除を申告してください。

 

2.HRBrainの年末調整で住宅ローン控除を受けられるかどうかの確認

下記に当てはまる場合は住宅ローン控除を受けることができません。
条件を確認して、年末調整で住宅ローンを控除を受けるか否かをお答えください

 

【借り方について】

3つ以上の金融機関から住宅ローンを借り入れている

 

ローンの借り換えを行なった


【割合について】

居住面積の割合 : 家屋の一部を事業用で使用している 

 

連帯債務の割合 : 家屋と土地とで連帯債務割合が異なる場合

(「家屋に関する連帯債務割合(ニ欄)」と「土地に関する連帯債務割合(ト欄)」に記載されている割合が異なる。)

 

【利用する控除の種類について】

「家屋の取得等」と「増改築等」の両方で控除を受ける場合

(イ欄とチ欄の居住開始年月日両方に日付が入っている)

 

「重複適用」を受ける場合

重複適用の特例についての詳細はⅠ‐3 住宅借入金等特別控除等の特例/国税庁をご確認ください。

 

【住宅ローン控除を組んだ本人とご家族の居住に関して】

転勤命令等で住宅ローンを組んだ本人が居住を中断したが、家族が居住し続けている場合

 

【控除額適用区分に関して】

控除額適用区分が下記にあてはまる場合

居住者・認定住宅用
居住者・長期優良住宅用
居住者・震災再取得等用
居住者・特定増改築等住宅借入金等特別控除用

 

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