社員名簿/定期更新項目・個別追加項目で活用できる計算式のご紹介
2024-08-16 01:46:43 UTC
社員名簿>項目・レイアウト編集にて設定できる計算式の実例を紹介します。
以下の内容を参考に、貴社のご運用に合わせてご活用ください。
👉計算式項目の代行プランのご案内
以下のお問い合わせにつきましては、お見積りのうえ別途料金を頂戴しております。
・計算式項目の作成代行
・計算式項目の修正代行
・計算式項目の確認代行
上記代行のご依頼は、ヘルプデスク、または担当のカスタマーサクセスまでお問い合わせください。
計算式項目の設定方法について
- {}内は計算の引数となるデータが格納されている項目名が入ります
「評価スコア>2021年度>上期評価スコア」のように、大→小項目の順で項目名を>でつないでいきます - 引数として、テキスト、数値、日付が使えます
設定に必要な権限等、詳細につきましてはこちらをご覧ください
目次
1.設定できること
2.設定する計算式
3.LIST関数の実用例
4.LISTIF関数の実用例
設定できること
定期更新項目グループや個別追加項目グループの項目について、登録されているデータ全体を対象とした計算ができます。
例①)定期更新項目で「残業時間」や「有給取得日数」といった勤怠を管理している場合
平均残業時間、合計有給取得日数が計算可能
設定する計算式
設定できる計算式は大きく分けて以下の2つです。
※Excel等のアプリケーションで使われる式とは異なる形式の計算式となりますのでご注意ください。
・LIST
SUM, AVERAGE等、他の計算式と組み合わせて使う関数です
・LISTIF
LISTに加え、条件を指定したい場合に活用できる関数です
LIST関数の実用例
平均残業時間の算出方法
AVERAGE(LIST({残業時間}))
定期更新項目に登録されている残業時間の平均を算出することができる
💡ポイント
AVERAGEをSUMに変えることで、残業時間の合計時間を算出することが可能です
LISTIF関数の実用例
扱える演算子(条件)
- 演算子(比較用)
-
'=='
、'!='
、'<'
、'>'
、'<='
、'>='
-
- 演算子(文字列操作用)
- 条件値の文字列を含む
'contains'
- 条件値の文字列で始まる
'startsWith'
- 条件値の文字列で終わる
'endsWith'
- 条件値の文字列を含む
👉注意点
・containsは文字列、プルダウン項目も参照可能です
1年以内の評価スコアの平均値
AVERAGE(LISTIF({評価日}, '>=', EDATE(NOW(), -1, 'Y'), {評価スコア}))
今日の日付より1年以内の「評価日」の「評価スコア」の平均を算出することができる。
💡ポイント
AVERAGEをSUMに変えることで、残業時間の合計時間を算出することが可能です
最新の評価スコアの結果を抽出する
LISTIF({日付}, '==', MAX(LIST({日付})), {評価スコア})[0]
最新の「日付」の「評価スコア」を抽出することができる。
💡ポイント
評価期スコアで実施をする際は、日付項目を作成・追加し、日付を入力してください
🌟よくある質問
Q : 定期更新/個別追加項目で新たに追加された数字は自動で反映されるのか
A : LIST/LISTIFで設定した項目が新たに追加された場合、自動で計算に反映されます
👉注意点
・(LIST / LISTIFでは)複数条件の指定はできません
ex) 役職が部長又は課長、等級がS且つAの人などの指定はできない・2016/4/1~2017/5/23までといった範囲指定ができません