EXサーベイ/STEP1:EXサーベイについて
本記事は、EXサーベイをご契約いただいているお客様向けの内容となります。
EXサーベイとは
EXサーベイは、従業員エクスペリエンスを可視化する組織診断サーベイです。
設問内容・配信対象・配信スケジュールにおけるカスタマイズ性とタレントマネジメントシステムとの連動性によって、組織・個人の課題とその解決策までを一貫して判定することが可能です。
目次
「従業員エクスペリエンス」とは
「従業員エクスペリエンス」と他の指標との違い
EXサーベイの測定内容
EXサーベイの特徴
EXサーベイによる効果
ヘルプページの全体像
「従業員エクスペリエンス」とは
従業員エクスペリエンスとは、従業員が組織との関わりを通じて得られる、
全ての経験や体験のことであり、合計16のライフサイクルに分類されます。
採用
選考期:就職活動を納得した状態で終えること
内定期:不安なく入社できること
オンボーディング
業務理解:配属後すぐに業務内容を理解できていること
関係構築:配属後すぐに受け入れられること
業務遂行
業務内容:自分自身の判断でスムーズに業務ができること
協働関係:周囲と協働しやすい環境であること
人事評価
目標設定:納得感のある目標が設定されていること
評価報酬:評価・報酬の納得度が高いこと
人材育成
キャリア:キャリアプランを明確に描けること
能力開発:スキルを高められること
人材配置
職の魅力:魅力的な業務に携わること
人の魅力:魅力的なメンバーと働くこと
仕事環境
労働条件:自分自身に合った働き方を選択できること
各種制度:社内制度が充実していること
企業文化
企業理念:企業の目指す方向性が明確になっていること
組織風土:企業理念をもとに判断や行動がなされていること
「従業員エクスペリエンス」と他の指標の違い
従業員のエンゲージメント向上は重要ですが、 サーベイで可視化するべき指標は従業員エクスペリエンス(EX)です。
EXサーベイの測定内容
EXサーベイでは、個人・組織の課題抽出を行うだけでなく、
その解決に向けた優先順位・取り組むべき施策を明確にすることができます。
そのために社員がどれくらい実感できているのかを測る「実感」設問だけでなく、
社員がどれくらい期待しているのかを測る「期待」設問も必要です。
そしてその差分である「GAP」を見ることで、その問題の深刻度を把握することができます。
しかしこれだけでは具体的な取り組むべき施策までは分かりません。
EXサーベイでは、カスタマイズ可能な「詳細設問」や、
定性データ収集のための「自由記述設問」も同時に質問できます。
最も実感されてない設問内容が具体的に取り組むべき課題であり、
その解消によってギャップが一部解消される可能性があります。
EXサーベイの特徴
EXサーベイの特徴としては、下図の3つの要素が挙げられます。
特にHRBrainのその他のサービス(社員名簿など)と接続しているため、工数削減や施策の高度化などを実現することが可能になります。
EXサーベイによる効果
EXサーベイを活用することで、様々な組織・個人の課題解決をすることができ、
その結果として幅広い領域の組織的な課題も解決することができます。
ヘルプページの全体像
ページの章構成
EXサーベイの各ヘルプページは、3つの章から構成されます。
[初期設定]→[配信・管理]→[閲覧・分析] の順で読んで頂くことを推奨します。
章 | 説明 |
---|---|
1.初期設定 | サーベイを配信する前の初期設定についての章。 |
2.配信・管理 | サーベイを作成・配信してから、管理するまでについての章。 |
3.閲覧・分析 | トラブルの解決方法がわからない場合など、疑問点がある際に参照していただくページ。 |
ページの分類
EXサーベイの各ヘルプページ名は、その性質毎に以下の3つのいずれかに分類されています。
分類に応じて情報を探して頂くことを推奨します。
ページ分類 | 説明 |
---|---|
STEP | 初期設定から、配信、分析に至るまでの一連の操作を行う上で必読のページ。 |
任意 | 設定のカスタマイズなど、必要に応じて任意で参照するページ。 |
よくある質問 | よくあるご質問に対する解決方法・回答などを示したページ。 |
読んで頂きたいページ
管理者・閲覧者など、権限毎に操作可能な範囲が異なるため、以下に応じて必要なページを参照いただくことを推奨します。
人事担当者など、サーベイの管理者の場合:
- STEP1(本ページ)~STEP14 を順番に読んでいただくことを推奨します。
部門責任者など、サーベイの閲覧者の場合:
- STEP1(本ページ)と、STEP11~STEP14 を読んでいただくことを推奨します。
本ページは以上となります。
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