社員名簿/計算式に使用できる演算子・関数一覧
計算式の基本的に設定方法については下記ヘルプページをご参照ください。
目次
演算子
└算術演算子
└比較演算子
└論理演算子
関数一覧
演算子
算術演算子
- + (加算)
- - (減算)
- * (乗算)
- / (除算)
- % (剰余算)
- ** (べき乗)
比較演算子
- == (equal)
- != (not equal)
- < (less than)
- > (greater than)
- <=(less than or equal to)
- >= (greater than or equal to)
論理演算子
-
not (または !) :条件式ではない
-
and (または &&) :条件式1かつ条件式2である
-
or (または ||) :条件式1または条件式2である
演算子の注意事項
■スペースが必要な演算子
以下の演算子には前後にスペースが必要です
・in
・not in
・論理演算子(and, or, not)
◯使用例
・`'A' in {資格}`
・`'A' not in {資格}`
・`'A' in {資格} and 'B' not in {資格}`
演算子/関数一覧
演算子/関数名 | 説明 | 基本構文 | 使用例 |
三項演算子 (条件分岐) |
条件式が正しいときはAを表示し、 正しくないときはBを表示する |
<条件式> ? <A> : <B> |
・小項目にAが登録されていれば正解を表示、それ以外は不正解を表示する
・選択先がカスタムプルダウンの場合の書き方 ※選択肢を['']で囲む必要があります。 |
in | プルダウン項目で対象が選択されているかどうかを判断 | 'A' in {項目} |
{項目}のAが選択されていれば true, なければ false |
not in | プルダウン項目で対象が選択されていないかどうかを判断 | 'A' not in {項目} |
{項目}のAが選択されていなければ true, あれば false |
len | プルダウン項目で選択された数を返す | len({項目}) |
選択された{項目}の数を返す |
.. | 1から10まで等の数値の範囲を扱いたいときに使用する | {勤続年数} in 0..3 |
{勤続年数}が0年から3年の間ならtrue, 異なるならfalse |
+ | 文字列同士を結合する |
'総務課' + ' ' + '経営戦略室' |
|
matches | 対象の文字列と一致するか判断する | {項目A} matches 'B' |
A match Bの並びで、AはBと一致するならtrue, 異なるならfalse |
contains | 対象の文字列に含まれているか判断する |
{項目A} contains 'B' |
A contains Bの並びで、AにBが含まれていたらtrue, 異なるならfalse |
startsWith | 対象の文字列が指定した文字列で始まっているか確認する |
{項目A} startsWith 'B' |
A startWith Bの並びで、AがBで始まっていたらtrue, 異なるならfalse |
endsWith | 対象の文字列が指定した文字列で終わっているか確認する | {項目A} endsWith 'B' |
A endsWith Bの並びで、AがBで終わっていたらtrue, 異なるならfalse |
any | 対象の中に指定した値が含まれているかどうか判断する |
any({項目A}, 'B') |
Aの中にBが含まれていたらtrue, 異なるならfalse |
filter | 対象から指定した値が含まれているもののみ取り出す |
filter({項目A}, 'B') |
Aの中でBが含まれているもののみ取り出す |
NUMBERVALUE | 文字列を数値に変換する | NUMBERVALUE(文字列の数字) |
数字である文字列の項目を数値として返す NUMBERVALUE(’100’) |
TEXT | 数値、日付を文字列に変換する |
TEXT(変換したい値, 変換するフォーマット) 日付の場合 |
数値の使用例 |
MEMBER |
メンバーIDを取得する ・メンバーIDとは |
MEMBERID() | ・末尾にメンバーIDがあるURLを生成する 'https://example.jp/members/' + MEMBERID() 結果 : https://example.jp/members/0000000-0000-0000-0000-000000000000 |
SUM | 一連の数値の合計値を求める | SUM(値1, 値2, …) - 値1 : 数値 - 値2 : 数値(任意) - … : 複数指定可能(任意) |
・項目A、項目B、項目C間での最大値を返す SUM(10, 20, 30) |
AVERAGE | 一連の数値の平均を求める | AVERAGE(値1, 値2, …) - 値1 : 数値 - 値2 : 数値(任意) - … : 複数指定可能(任意) |
・項目A、項目B、項目C間での平均値を返す AVERAGE(10, 20, 30) |
MIN | 一連の数値、文字列、日付の最小値を求める |
MIN(値1, 値2, …) 値1が数値の場合は値2以降も数値である必要がある。文字列、日付の場合も同様。 |
・項目A、項目B、項目C間での最小値を返す MIN(10, 20, 30) MIN({4/1の日付}, {5/1の日付}, {6/1の日付}) |
MAX | 一連の数値、文字列、日付の最大値を求める |
MAX(値1, 値2, …) 値1が数値の場合は値2以降も数値である必要がある。文字列、日付の場合も同様。 |
・項目A、項目B、項目C間での最大値を返す MAX(10, 22, -3) MAX(-3, -0.9, -10) MAX({4/1の日付}, {5/1の日付}, {6/1の日付}) |
ROUND | 与えられた数値を指定した桁数で四捨五入する |
ROUND(数値, 四捨五入する桁) 桁数の指定方法 |
・整数にする ・小数点第一位までにする ・10の位までにする |
ROUNDDOWN | 与えられた数値を指定した桁数で切り捨てる |
ROUNDDOWN(数値, 切り捨てする桁) |
・整数にする |
ROUNDUP | 与えられた数値を指定した桁数で切り上げる |
ROUNDUP(数値, 切り上げする桁) |
・整数にする |
MOD | 与えられた数値を除数で割った余りを求める | MOD(数値, 除数) |
・10.25を4で割った際の余りを求める |
DATEDIF | 開始日から終了日までの日時の差分を求めて数値を返す | DATEDIF(開始日, 終了日, 単位) - 開始日 : 開始する日付(引く日付) - 終了日 : 終了する日付(引かれる日付) - 単位 : 日付の単位 (年=’Y’, 月=‘M’, 日=‘D’) |
・年齢を求める |
EDATE | 開始日から起算して、指定された数(単位)だけ前または後の日付を返す | EDATE(開始日, 数, 単位) - 開始日 : 開始する日付 - 数 : 計算する数。正の数を指定すると開始日より後の日付を返し、負の数を指定すると開始日より前の日付を返す。 小数を指定すると切り捨てで整数に、文字列を指定すると整数であれば自動変換される。 - 単位 : 日付から計算する数の単位。(‘Y’=年, ‘M’=月, ‘D’=日) |
・生年月日の1ヶ月後の日時 |
NOW | 現在日時を返す | NOW() 引数 : なし |
・現在の日付を’YYYY/MM/DD’で取得 TEXT(NOW(), ’YYYY/MM/DD’) 結果 : ‘1999/01/01’ |
DATEVALUE | 文字列を日付に変換する |
DATEVALUE(文字列の日付) |
・入力された文字列の日付を日付にする
・対応するフォーマット |
DATESTRING | 西暦の日付を和暦に変換する |
DATESTRING(西暦の日付) ※明治、大正、昭和、平成、令和に対応。 ※年、月、日の桁が1桁の際は0埋めする。( 例 : ‘平成03年04月01日’) |
・生年月日を和暦にする
・日付を和暦にする |
ISBLANK | 指定した項目が空値かどうかを判定する | ISBLANK(判定したい項目) |
・項目が入力されていればA, 未入力であればBを返す |
IFBLANK | 指定した項目が空値でなければ項目の値を、空値であれば指定した値を返す | IFBLANK(判定したい項目, 項目が空の場合の値) | IFBLANK({プロフィール>自己紹介}, '自己紹介が入力されていません') 結果: 【自己紹介が入力済みの場合】自己紹介の内容が表示される 【自己紹介が未入力の場合】”自己紹介が入力されていません” |
SWITCH | 指定した値が一致する値の結果を返す | SWITCH(検索値, 値1, 結果1, 値2, 結果2, ..., 値N, 結果N, 既定の結果) |
SWITCH({項目A},'A',1,'B',2, 3)
|
IFS | 1つ以上の条件を先頭から順にチェックし、一番最初に条件が真である結果を返す | IFS(条件1, 結果1, 条件2, 結果2, ..., 条件N, 結果N, 規定の結果) |
・{資格}プルダウン項目に’B’が入力されている場合 |
LIST | 個別追加・定期更新項目グループ内の指定した項目の全ての値のリストを返す | LIST(集計する項目) - 集計する項目 : 個別追加・定期更新項目グループ内にある集計したい項目 |
|
LISTIF | 個別追加・定期更新項目グループ内の指定した項目の指定条件に一致する値のリストを返す |
LISTIF(条件を見る項目, 演算子, 条件値, 集計する項目) |
・SUM, MIN, MAX, AVERAGE等他の計算式と組み合わせて使う ・個別追加・定期更新項目グループ内に{残業時間}, {残業代}があるとして、 |