STEP1 【文書作成・電子署名】文書作成をする

2026-03-03 11:55:26 UTC

この記事では、従業員と合意が必要な「雇用契約書」や、企業から通知する「労働条件通知書」などの文書テンプレートを作成する方法を説明します。

1. 概要

全体像

この記事の目的は、HRBrain上で従業員に配布するための文書テンプレートを作成し、保存することです。完了後は、作成した文書を「文書セット」に組み込んで、従業員へ配布できる状態になります。

 

概念の定義

本文に登場する主要な用語を定義します。

用語名役割判断基準
文書への同意(電子署名)署名や押印の代わりとなる電子的な合意です。契約締結など、法的効力や合意の証跡が必要な場合は「あり」を選択します。
労働条件通知書に該当電子交付の希望確認(交付の同意)を従業員に求める設定です。労働基準法に基づき労働条件を明示する書類の場合は、必ず「該当する」を選択します。
社員名簿の項目参照社員名簿に登録されているデータ(住所や氏名など)を文書内に自動挿入する機能です。文書ごとに内容を書き換える手間を省きたい場合に利用します。

メリットとリスク

  • メリット: 文書作成のデジタル化により、紙の印刷や郵送コストを削減でき、スマートフォンで完結するため回収もスムーズになります。
  • リスク: 法律で電子契約が認められていない書類を電子化しないよう、事前に貴社法務部門等への確認が必要です。また、一度確定した文書は再度編集できないため、内容の確認が重要です。

 

 

 

2. 事前に準備するもの

  • 権限: [文書作成・文書セット編集権限] が付与されている必要があります。
  • ブラウザ: Google Chrome 最新版を使用してください(他のブラウザでは項目が正常に参照できない可能性があります)。
  • 文書の原稿: 以前の運用で使用していたWordデータなどを用意してください(Googleドキュメントは再現不可のため、Wordへの変換を推奨します)。
  • 社員名簿の項目設定: 文書内に自動挿入したいデータ(入社日、基本給など)が社員名簿に存在しない場合は、あらかじめ「項目・レイアウト編集」で項目を作成しておく必要があります。

 

 

 

3. 手順【所要時間:約15分】

前半:文書の基本設定

① [メニュー] > [労務管理] > [文書管理] > [文書一覧] をクリックします 

② [新規追加] をクリックします 

スクリーンショット 2026-02-03 18.08.59.png

 

③ [文書の名前] を入力します

④ [文書への同意(電子署名)] の有無を選択します 

⑤ [労働条件通知書に該当] するかしないかを選択します

 

後半:本文の入力と保存

① 本文を直接入力するか、Wordからコピー&ペーストして内容を反映させます 

② [社員名簿から参照したい項目] を選択し、文書内の適切な位置にデータを貼り付けます 

スクリーンショット 2026-02-03 18.14.14.png

 

③ 書式の調整(太字、下線、フォントサイズ変更など)を行います 

👉 注意点 

社員名簿の項目を追加した後に書式(太字やサイズなど)を変更すると、データ参照が無効になる可能性があるため、書式の調整を完了させてから項目を追加してください 

④ 画面右下の [プレビュー] をクリックし、内容に誤りがないか確認します 

⑤ 画面右下の [保存] をクリックします

⑥ 確認画面 [編集内容を確定] > [確定] をクリックします

 

4. 成功したか確認する

確認方法

① [文書管理] > [文書一覧] を表示します 

② 先ほど作成した文書が一覧に表示されていることを確認します

 

判定基準

  • 文書が一覧に存在し、ステータスが「下書き」ではなく、正常に保存完了の状態であること
  • プレビュー時に、社員名簿の項目が意図した通りに表示されていること

 

5. うまくいかないとき

症状原因対処方法
[保存] ボタンがクリックできない必須項目(文書名や同意の有無など)が未入力です。すべての必須設定項目が選択されているか確認してください。
文書内に {{存在しない項目です}} と表示される参照していた社員名簿の項目が削除されたか、参照エラーが発生しています。該当箇所を一度削除し、再度項目を追加し直してください。
レイアウトが大幅に崩れるGoogleドキュメントからコピー&ペーストを行っていますWordデータを使用するか、一度テキストエディタを介して貼り付け、HRBrain上で体裁を整えてください。

 

 

 

6. よくある質問

Q: 作成した文書を後から編集できますか?

A: 下書き保存の状態であれば、作成した管理者のみ編集可能です。一度 [保存](確定)した文書を再度編集することはできません。修正が必要な場合は、既存の文書を「コピーして作成」し、新しい文書として保存してください。

Q: 従業員が文書内に直接文字を入力することはできますか?

A: できません。従業員が入力できるのは「合意の際の氏名」のみです。住所などの情報を回収したい場合は「入社手続きフォーム」や「ワークフロー」を併用してください。

 

 

 

7. 次にやること

作成した文書を組み合わせて配布用のパッケージを作る、以下の設定に進んでください。 

[STEP2 【文書作成・電子署名】文書セットを作成する]

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