EXサーベイとは・EXサーベイでできること
2026-03-03 11:21:28 UTC
1. 概要
【一言でいうと】:従業員の「期待」と「実感」のズレ(GAP)を可視化し、離職防止やエンゲージメント向上に向けた「優先的に打つべき施策」を特定する組織診断ツールです。
【解決できる課題】:「なんとなく離職が増えているが原因が分からない」「良かれと思って打った施策が響かない」「エクセルでの集計作業に追われている(無限エクセル病)」といった悩みを解消します。
【所要時間】:ご契約からサーベイ配信開始まで、標準で 3〜6週間程度 が目安です(組織情報の整備状況や、設問設計にかける時間により前後します)。
2. 主要な用語の定義
EXサーベイを運用する上で、頻出する3つのキーワードを解説します。
| 用語 | 意味・役割 | 判断基準 |
| 従業員エクスペリエンス (EX) | 従業員が会社に入社してから退職するまでの「すべての経験・体験」のこと。 | 単なる満足度調査ではなく、採用・評価・環境など16の領域で体験の質を測ります。 |
| GAP(ギャップ) | 「期待度」と「実感度」の差分(実感 - 期待)。 | この数値のマイナス幅が大きいほど、従業員が「重要だと思っているのに満たされていない」状態であり、優先すべき課題です。 |
| 配信期 | 複数のサーベイをまとめて管理する「期間」の枠組み。(例:「2024年上期」など) | この枠組みの中で「正社員向け」「部署別」など複数のアンケートを作成・管理します。 |
3. このサービスでできること(主な機能)
EXサーベイの主要な3つの機能を紹介します。
① 期待と実感の「GAP分析」
従業員に対して「その項目をどれくらい期待しているか」と「どれくらい実感できているか」の2つを問いかけます。 「満足度が低い」だけでなく、「重要だと思っているのに満足できていない(優先的に解決すべき課題)」をピンポイントで特f定できるため、効果的な施策立案が可能です。
② エンゲージメントチェック(退職予兆の検知)
サーベイの回答結果と人事データ(勤続年数や評価など)を掛け合わせ、メンバーごとの定着確率(離職リスク)を予測します。 組織としてフォローが必要なメンバーを早期に発見し、手遅れになる前に個別のリテンション対策(引き留め)を行うことができます。 ※本機能はご契約のお客様のみ利用可能です。
③ AIテキストマイニング(自由記述の分析)
自由記述欄に寄せられたコメントをAIが自動分析し、単語の出現頻度や、単語同士のつながり、感情を可視化します。 大量のコメントを一つひとつ読み込まなくても、「今、現場で何が話題になっているか」「ポジティブ/ネガティブな感情の傾向」を一目で把握できます。
4. 運用の全体イメージ
導入から改善アクションまでは、以下の流れで進みます。
1. 初期設定(管理者)
社員名簿の情報を整備し、サーベイの管理者や閲覧権限を設定します。
2. 配信設定(管理者)
配信期」という箱を作成し、誰に(対象者)、いつ(期間)、どの項目(設問)を聞くかを設定してメール配信します。
3. 回答(従業員)
従業員はPCやスマホからアンケートに回答します。
4. 集計・分析(管理者・閲覧者)
ダッシュボードで組織全体や部署ごとの「GAP」を確認し、課題を特定します。
5. 改善アクション
スコアが低い項目や、AI分析の結果をもとに、具体的な改善施策を実行します。
5. 導入のメリット
• 課題の優先順位が明確になる
「期待」と「実感」のGAPを見ることで、限られたリソースで何から手を付けるべきかが明確になり、効果の出にくい「やりっぱなし」を防ぎます。
• 人事データの活用工数が削減できる(脱・無限エクセル)
HRBrainの「社員名簿」と連動しているため、入社年次、評価ランク、部署などの属性情報を改めて集計・加工する必要がなく、クロス分析がクリック一つで行えます。
• 具体的な改善アクションが見える
大まかな課題だけでなく、詳細設問によって「誰が何をすべきか」まで深掘りできるため、現場マネジメント層が具体的な行動に移しやすくなります。
6. 設定の進め方(全体ロードマップ)
EXサーベイは以下のステップで設定・運用を行います。まずは「1.初期設定」から進めてください。
1. 初期設定
• STEP1:EXサーベイについて(サービスの全体像と概念の理解)
• STEP2:初期設定について(設定全体の流れの把握)
• STEP3:社員名簿の設定-前編(部署・社員情報の登録)
• STEP4:社員名簿の設定-後編(利用権限・ロール設定)
• STEP5:管理者の設定(サーベイ運用担当者の登録)
• STEP6:初回ログインの案内(従業員へのログインURL通知)
2. 配信・管理
• STEP7:配信・管理について(配信フローの理解)
• STEP8:配信期の作成(管理用の「箱」を作成)
• STEP9:サーベイの編集・配信(設問決定と対象者への配信)
• STEP10:サーベイ一覧での管理(進捗確認や催促)
3. 閲覧・分析
• STEP11:閲覧・分析について(分析画面の全体像理解)
• STEP12:ダッシュボード画面の見方(組織全体の傾向分析)
• STEP13:スコア詳細画面の見方(詳細な課題特定)
• STEP14:個人一覧画面の見方(個人の状態確認)
7. 次にやること
まずは、サーベイ配信の基盤となる「社員名簿」の準備から始めましょう。