WorkSuite/クロス集計パーツとは
概要
WorkSuiteで「クロス集計パーツ」を使うと、人事データを行と列の2軸で集計・表示できます。スプレッドシートのピボットテーブルに相当する機能です。
部署×雇用形態の人数分布や、評価×等級の割合など、複数の切り口でデータを掛け合わせた集計をWorkSuite上でリアルタイムに確認できます。
できること
- 行・列それぞれ最大2項目(2階層)まで設定できます
- 件数・合計・平均の3種類の集計方法から選択できます
- 割合表示や単位表示など、見せ方を柔軟に設定できます
- 既存のフィルターと組み合わせて、表示対象を絞り込めます
- 閲覧者のロール(権限)に従って、表示されるデータが自動的に絞り込まれます
注意
- 1ページに設置できるクロス集計パーツは最大3つです
- 集計結果は閲覧者の権限に従うため、見るメンバーによって集計の件数が変わります
- 値の件数が多い集計を行った場合、初回表示までに時間がかかることがあります
事前に準備するもの
- WorkSuiteアプリ編集権限
- 集計に使いたい項目が社員名簿またはWorkSuite内に登録されていること
クロス集計パーツを追加する
レイアウト編集画面を開き、画面左のパーツ一覧から[クロス集計]を中央のキャンバスへドラッグ&ドロップして配置します
パーツを選択すると、画面右のサイドバーに設定パネルが表示されます。「右パネルから行・列をそれぞれ設定してください」と表示されている状態が初期状態です。
パーツ幅の調整について
- パーツ全体の幅は、レイアウト編集モードでパーツの端をドラッグして自由に変更できます。列数が多い場合はパーツ幅を広げると表全体が見やすくなります。
- テーブル内の各列の幅は、ヘッダー部分の境界線をドラッグして個別に調整できます(パーツ幅の変更とは別の操作です)。
→ WorkSuite / STEP4:レイアウトを設定する
画面右のサイドバーで上から下に順番に集計の設定を進めていきます。
【軸の設定】行軸・列軸の設定
画面右のサイドバーで[行軸]または[列軸]を開き、集計の軸を設定します。行・列それぞれ最大2項目まで設定できます(2階層のクロス集計)。
設定できる項目タイプは「選択肢・数値・計算式(数値、日付タイプ)・日付・期間・マスター参照・個別追加項目・全体追加項目」です。数値または日付項目を設定した場合は、表示範囲や区切り間隔を設定します。
軸を設定すると、表示する対象を指定できるので、個別での指定、または一括追加ボタンからまとめて設定ができます。
行・列ごとの追加設定
- 未入力の項目を表示する:データが未入力のメンバーを「未入力」行として集計に含めます。入力漏れを確認したいとき・未入力のメンバーも件数に含めたいときに使います。
- 範囲外の項目を表示する:数値・日付の範囲設定に収まらないデータを「範囲外」行としてまとめて表示します。設定した範囲の外にもデータが存在する場合に漏れなく集計したいときに使います。
軸共通の追加設定
- 小計表示:各列・行ごとの小計を確認したいときにONにします。
値の設定
画面右のサイドバーで[値の設定]を開き、集計方法や表示形式を設定します。
-
値の集計方法:
件数/合計/平均から選択します- 件数:部署・属性ごとのメンバー数を見たいとき
- 合計:残業時間・給与などの総量を集計したいとき
- 平均:評価点・年齢などの平均値を見たいとき
-
値に表示する項目:集計の対象にする項目を選択します。
合計/平均を選んだ場合は対象の数値項目、計算式(数値、日付タイプ)を指定します。 - 値の表示:集計結果の数値(件数・合計・平均)を表示するか設定します。割合だけを見たい場合はオフにできます。
-
割合の表示:
表示しない/全体/列/行から選択します。- 全体:全体の中での割合(例:全社員に占める女性管理職の比率)
- 列:列合計を100%とした比率(例:各部署内での雇用形態の割合)
- 行:行合計を100%とした比率(例:各雇用形態の中での部署分布)
- 小数点の桁数:平均値や割合を表示するときに桁数を調整できます。
- 単位の表示:給与など金額項目を集計するときに「円」などを付けると読みやすくなります。
注意
-
値の表示と割合の表示の両方をオフにするとエラーが表示されます。
共通設定
画面右のサイドバーで[共通設定]を開きます。
- 絞り込み:既存のフィルターを選択して表示対象を絞り込みます
- 左側のヘッダーを固定:スクロール時に行ヘッダーを固定表示します
- 上側のヘッダーを固定:スクロール時に列ヘッダーを固定表示します
- スクロールの高さ:テーブルのスクロール高さを行数で設定します(10〜50行)
表示に時間がかかるとき
設定内容やデータ量によって、結果が表示されるまでに時間がかかる場合があります。「データを取得するのに少し時間かかってます…」と表示されている間は読み込み中のため、そのままお待ちください。
時間がかかりやすいパターン
- 行・列の設定完了後、初めてデータを取得するとき(初回表示)
- 行・列・集計方法を変更するたびに再集計が走ります
- 全社員など対象人数が多いほど処理時間が長くなります
- 行・列に設定した項目の組み合わせ数が多いほど処理時間が長くなります
待ち時間を短くするコツ
- フィルターで対象を絞ってからデータを表示すると処理が速くなります([共通設定]の[絞り込み]から設定)
- 数値・日付項目の区切り設定は必要以上に細かくしないと、組み合わせ数を抑えられます
クロス集計に関する上限値
パーツの設定に関連し、いくつか上限値を設定しております。
| 機能 | 上限 |
|---|---|
| 対象人数 | 3,000 人 |
| 絞り込み条件 | — |
| 組み合わせ数 | 100,000 |
| 全体追加項目(中間項目の選択) | 300 件 |
| 個別追加項目(軸の数) | 1 つ |
| 全体追加項目(軸の数) | 1 つ |
うまくいかないとき
集計結果が想定と異なる
- 閲覧者によって集計の件数が変わる:仕様どおりの動作です。集計結果は閲覧者のロール(権限)に従います。意図しない場合はロールの設定を確認してください
- 設定したい項目が選択肢に表示されない:定期更新項目は行・列軸に設定できません。別の項目を使用してください
よくある質問
Q. 1ページに複数のクロス集計パーツを設置できますか?
A. 1ページに最大3つまで設置できます。同じページに複数のパーツを並べて比較することも可能です。
Q. 行・列軸にはいくつまで項目を設定できますか?
A. 行・列それぞれ最大2項目まで設定できます。
Q. 条件付き書式(色分けなど)は使えますか?
A. 現時点では対応していません。
Q. 閲覧者が自分で行・列の設定を変更できますか?
A. 変更できません。設定はレイアウト編集権限を持つ管理者のみが行えます。
Q. 既存のフィルターと組み合わせて使えますか?
A. 使えます。[共通設定]の[絞り込み]で既存のフィルターを選択することで表示対象を絞り込めます。