活用/エンジニアのスキル管理&昇格候補の洗い出しを行いたい
2023-03-15 10:42:07 UTC
課題
- 異動/配置検討するとき・昇格候補を洗い出すときに、誰がどんなスキルを持っているか分からない
- 過去にどんなプロジェクトに携わっていたのか知りたい
- 過去にどのような成果物を生み出したのか知りたい
- プロジェクトごとにどんな役割で活躍していたのか知りたい
HRBrainを活用するメリット
- 在籍期間×評価×プロジェクト経験をもとに、異動/配置検討を行うことができる
- エンジニアのスキルの可視化ができる
- 昇格させるためにどのような経験を積ませればよいのか把握できる
HRBrainを活用した施策①
エンジニアスキル管理
社員名簿にプロジェクト情報(スキル管理)を登録することで、いつでもエンジニアのスキルを可視化することができます。
また履歴項目として登録することで、上司が変わっても、過去どんなプロジェクトを経験してきたのか、どんな役割を担ってきたのか把握することができます。
計算式の設定では、プロジェクト内の役割の経験数を自動算出することで、異動/配置、昇格検討の参考として活用します。
※項目はあくまでサンプルとなりますので、貴社のご運用に合わせて項目などご変更ください
設定方法
個別追加項目の設定
プロジェクトの履歴を管理するために、履歴項目(個別追加項目)で作成しております。
- 単文項目
- プロジェクト名
- 成果物
- カスタムプルダウン項目
- 役割(ジュニア、メンバー、サブテックリード、テックリード)
- 使用言語(Java、PHP、Javascript、GOなど)
- 日付項目
- 開始日
- 終了日
- 計算式項目
- 計算式項目として囲っている箇所(計算式①)※詳細は以下に記載いたします
一般項目の設定
メンバー一覧、組織分析機能で活用するために一般項目で作成しております。
- カスタムプルダウン項目(複数選択設定 > 複数)
- 経験言語
- 計算式項目
- 計算式項目として囲っている箇所(計算式②)※詳細は以下に記載いたします
計算式で設定すること
プロジェクト内の役割(メンバー、リーダーなど)の経験数を自動算出することで、異動/配置、昇格検討の参考として活用します
計算式①(個別追加項目内)の設定方法
「役割」の数を計算するために、個別追加項目内に以下2つの計算式を設定する必要がございます
項目名:「役割表示」に記載する計算式
ISBLANK({【人材育成】スキル管理>エンジニアスキル管理>プロジェクト管理>役割}) ? '' :
{【人材育成】スキル管理>エンジニアスキル管理>プロジェクト管理>役割}[0]
※カスタムプルダウンで選択された役割を単文項目で表示。
(個別追加項目内の項目を一般項目で参照するためには仕様上、単文項目に変換する必要があるため)
項目名:「役割を数字に変換」に記載する計算式
ISBLANK({【人材育成】スキル管理>エンジニアスキル管理>プロジェクト管理>役割}) ? 0 : 1
※一般項目で計算するために、「役割表示」に何かしらの項目が入力されていれば1を表示させる計算式を設定
(1を足し上げることで役割の数を算出)
計算式②(一般項目内)の設定方法
「役割」ごとの経験数を一般項目に表示させるために、役割の数だけ計算式を設定いたします
SUM(LISTIF({【人材育成】スキル管理>エンジニアスキル管理>プロジェクト管理>役割表示}, '==', 'ジュニア',
{【人材育成】スキル管理>エンジニアスキル管理>プロジェクト管理>役割を数字に変換}))
※個別追加項目内の「役割表示」が"ジュニア"になっている合計数を算出
(正確には、「役割表示」が"ジュニア"になっている履歴項目の「役割を数字に変換」に表示されている数字の1を合計)
※項目名は任意でご変更ください
※上記は「ジュニア」を例にしておりますが、その他の役割の経験数を算出する場合は、
ジュニアとなっている箇所を変更して設定してください
HRBrainを活用した施策②
昇格候補 / 異動/配置検討
社員名簿に登録された情報を「メンバー一覧」で可視化することで、昇格/昇給、異動配置検討に活用することができます。
以下の画像では、リーダー候補を検討するためのサンプルとなります
設定方法
①「表示列編集」機能で昇格/昇給、異動配置検討に必要な列に編集
リーダー候補を検討するために必要な項目を表示させることができます。
サンプルとして、以下の表示列を設定しております
- 氏名
- 主部署
- 在籍期間
- プロジェクト内のジュニア経験数
- プロジェクト内のメンバー経験数
- 評価結果
- 経験言語
②「絞り込み」機能で対象者をピックアップ
リーダー候補に必要な条件に合わせて設定することができます。
例)メンバー経験数が2回以上、且つ最新の評価がB以上の人を絞り込む場合は以下となります
③「お気に入り表示」機能で上記の設定を保存⇒表示
①、②で設定した内容(条件)を保存し、いつでも表示させることができます。