活用/従業員の研修受講を促進したい
課題
従業員視点:自分のキャリアに適した研修を受講したい
人事/管理者視点:従業員が適した研修を受講しているかどうか把握⇒受講促進したい
HRBrainを活用するメリット
- 従業員視点:習得したいスキルやキャリアからオススメの研修を把握することができ、自ら成長の機会を掴みにいくことができる
- 人事/管理者視点:従業員の研修履歴/オススメの研修を一覧で表示させることができるため、従業員に受講の促進を行うことができる
HRBrainを活用した施策
■従業員視点
「習得したいスキル」を選択することで、オススメの研修を自動で表示させることができる。
※項目名の表記については自由に変更可能です
■人事/管理者視点
オススメ研修に表示された「研修」を受講していない従業員を一覧で表示させることができる
ex)前提:「ITスキル」を習得するためのオススメの研修に「DX研修」が設定
習得したいスキルとして「ITスキル」を選択しているが、オススメ研修に設定されているDX研修を受講していない従業員を表示させることができる。
さらに、対象の従業員に対してメールを送付するなどして、研修の受講を促すことができる
設定方法
1.[社員名簿] > [項目・レイアウト編集]から研修管理/キャリアイメージ用の項目を作成する
a. 「習得したいスキル」はプルダウン項目で作成
b. オススメの研修は、習得したいスキルに合わせて自動で表示されるように計算式項目で作成
c. 計算式タイプは文字列を選択
2.自動表示させるための計算式を設定する
三項演算子(条件分岐)を使用します。
条件分岐の基本的な書き方
<条件式> ? <A> : <B>
条件式が正しいときはAを表示し、正しくないときはBを表示します。
補足)選択先がカスタムプルダウンの場合の書き方
習得したいスキルがAであれば、1を算出、Bであれば2を算出、それ以外が選択されたら3を返す
({キャリアイメージ>習得したいスキル} == ['A']) ? 1 :
(({キャリアイメージ>習得したいスキル} == ['B']) ? 2 : 3)
※選択肢を['']で囲む必要があります
(参考例)
「習得したいスキルがマネジメント」の場合は、「プレゼンテーション研修、ロジカルシンキング研修」を表示し、「習得したいスキルがITスキル」の場合は、「DX研修、パソコンスキルアップ研修」を表示する。選択されていない場合は空欄となります。
{人材開発カルテ>キャリアイメージ>習得したいスキル} == ['マネジメント']? 'プレゼンテーション研修、ロジカルシンキング研修' :
({人材開発カルテ>キャリアイメージ>習得したいスキル} == ['ITスキル'] ? 'DX研修、パソコンスキルアップ研修' : '')
注意点
- ()の数に注意してください
- 特に1行目と2行目では始まりの括弧の数が異なります
- 記号の前後は半角のスペースを入力ください
- 空欄を表示させたい場合は半角のシングルクォーテーション('')を記載ください
(サンプル)
「〇〇の場合は□□を返す」の計算式サンプルを記載いたします。
項目名など変更してご利用ください。
{大項目>中項目>小項目} == ['◯◯スキル'] ? 'オススメの研修を入力ください' :
({大項目>中項目>小項目} == ['△△スキル'] ? 'オススメの研修を入力ください' :
({大項目>中項目>小項目} == ['□□スキル'] ? 'オススメの研修を入力ください' :
({大項目>中項目>小項目} == ['✗✗スキル'] ? 'オススメの研修を入力ください' : '')))
※()の数は行数によって最終行の閉じ括弧の数が変わります。
閉じ括弧の数 = TOTALの行数から1を引いた数とイコールとなります
上記の場合、TOTALの行数は4行のため、閉じ括弧は3個必要となります。
3.[社員名簿]>[メンバー一覧]>[表示列編集]にて表示列のレイアウトを変更
①受講履歴を一覧で把握できるように表示列を編集
②いつでも研修管理用の表示列を表示できるように[お気に入り表示]からお気に入りに登録
4.[社員名簿]>[メンバー一覧]>[絞り込み]設定
オススメ研修に表示された「研修」を受講していない従業員を一覧で表示させることができる
ex)オススメ研修に「DX研修」が含まれているが、「DX研修」を受講していない従業員を一覧で表示させたい場合
①DX研修を選択し、「未入力」を選択(DX研修を受講していない人をピックアップするため)
②オススメ研修に「DX研修」を「含む」を選択
※どの研修を受講したかどうかは別途項目を作成する必要がございます。
「研修管理」の作成方法は以下のヘルプページを参考に設定ください。